INTERVIEW #04

職人さんも含めたチーム全体で
大規模プロジェクト達成の
喜びを分かち合う

施工管理(土木)

羽鳥 颯真

本社工事本部 本社土木部 2023年入社

PROFILE

高崎工業高校土木科卒。中学の職場体験で地域のインフラを支える土木工事に興味を持つ。入社1年目から大規模案件でスキルを磨き、より高いレベルを目指して資格の勉強に励み、最短での2級土木施工管理技士試験の合格を目指す。

01カンケンとの出会いスケールも社会貢献度も大きい仕事に
携われる環境が入社の決め手に

土木に興味を持ったきっかけは何ですか?

中学時代の職場体験です。普段何気なく使用していた地元の道路の工事現場を見て、街のインフラを整備して住民の暮らしを支える土木の世界に憧れるようになりました。高校は土木科のある工業高校に進学し、学んだ知識を活かせる就職先を探していたとき、目に留まったのが北関東最大手ゼネコンであるカンケンでした。企業見学では、本社だけでなく実際の工事現場まで見せてもらえて、大規模かつ社会貢献度の高い案件に携われることに魅力を感じて入社を決めたんです。

実際に仕事をしてみて、どうでしたか?

土木の基礎は高校で学んできたつもりでしたが、それだけでは通用しない現実に直面しました。新人時代は「先を見通す力」がなく、次に何をすべきか予測できなくて苦労しましたね。初めての現場は自動車メーカーのモータープールで、色々な職人さんが出入りしていたのですが、自分の段取りが悪かったり、作業動線を考慮していなかったりで、資材の搬入時に経路がない!と、慌てたことも…。先輩は安全を第一に考えながら、あらゆる状況を想定して現場の指揮を執っていて、大きな力量差を感じました。

02カンケンでの仕事大切なのは、机上の図面よりも
リアルな現場を見て判断していくこと

これまでどんな業務に携わってきましたか?

当社の建築部と連動した工場新設の開発工事や、総合物流企業のモータープール造成工事などに携わり、現在は100区画近い大規模住宅分譲地の造成及び道路工事に携わっています。今の現場は施工管理6名体制で、後輩もチームに加わったため、工程管理や資材発注といった新しい業務も任されるようになりました。また今後の工程では、インターロッキングの舗装に初めて携わる予定があり、ステップアップのために新しい学びを得る機会を多く与えてもらっています。

現場で大事にしていることはありますか?

所長や先輩からはもちろん、職人さんからも学ぶ姿勢を持つことです。入社前は、建設業の職人さんって何となく怖そうなイメージがありましたが、実際に話をしてみると、皆さん気さくで、面倒見の良い方ばかりです。土木の現場には、外構・舗装・擁壁・配管など、色々な工程を担う職人さんが集まっていて、職人さんの声を聞くと自分の計画に足りなかったものが見えてきます。施工管理はデスクワークも多いのですが、現場の状況を見て臨機応変な対応をしていきたいので、1日の勤務の半分は現場を回っていますね。

03カンケンと見据える未来尊敬する上司のように、現場をまとめ、
チームを動かせるポジションに

今後の目標について教えてください。

直近の目標としては、次工程を意識した調整力や、現場全体の工程を組むスキルを身に付けていくことです。そして将来的には、上司のような現場代理人として活躍したいと思っています。だからまずは高校卒業後最短での2級土木施工管理技士の合格に挑戦する予定で、その後は1級を目指したいです。カンケンには手厚い資格取得支援制度があり、理想のロールモデルとなる先輩がたくさんいますから、5年後、10年後のキャリアプランを想像しやすく、未来を見据えながら働くことができています。

社内でどんな存在になっていきたいですか?

働きやすい職場を仲間と作り、現場をまとめる存在になっていきたいです。学生時代、土木の施工管理は自分の手を動かすイメージがありましたが、今は「現場を動かす、チームを動かす」という表現のほうがしっくりきていますね。一つの案件に関わるメンバー全員が作業に集中できる環境を整え、現場を円滑に進めてプロジェクトを成功に導くことが私の大事な任務です。今後は住民の生活に直結する公共工事や、より大規模な案件も任せてもらえるように、知識と経験を積み重ねて実力を蓄えていきたいです。

ONE DAY SCHEDULE

7:30

出社

当日の作業内容や搬出入計画を確認。朝礼に参加後、現場巡回で保安・危険箇所を確認。

9:00

測量・事務作業

職人さんからの依頼で下地の高さを測量後、事務所に戻って工事資料を作成。

11:00

所長の打ち合わせに同席

職人さんと所長の打ち合わせに同席し、議事録を作成する。

12:00

昼食

事務所内で昼食を取り、午後の業務に備えて休憩。

14:00

事務作業

工程表の作成。次工程で必要な生コンクリートの必要量を計算。

17:00

現場巡回

現場を巡回しながら、職人さんと今後の作業の調整を行う。

18:30

退社

明日の作業内容を確認後、全体をバリケード閉鎖。戸締り・保安確認をして退社。

19:30

夕食後はサブスク動画を見ながらリラックスタイム。ときどき同期との飲み会に参加することも。