INTERVIEW #07

キャリアプランと
プライベートを両立し、
自分らしい働き方を実現していく

積算

坂本 綾香

積算センター本部 本社積算部 2016年入社

PROFILE

深谷商業高校卒。社会人1年目から積算業務に携わって約10年。持ち前の集中力とスケジューリング術を発揮し、18時頃までに仕事を終えて自分時間を楽しむ。

01カンケンとの出会い「まずはやってみよう!」の精神で、
知識ゼロから積算業務をスタート

積算に興味を持ったきっかけを教えてください

高校時代に進路を決める上で、同級生の女の子の多くが一般事務を希望する中で、自分は長く働ける業界で専門性を磨きたいと思い、建築積算という専門性もありながら、ライフスタイルが変化しても安定して働ける職種に魅かれました。事前知識はほぼゼロでしたが、昔からコツコツ地道な作業が好きで、モノづくりにも興味があったので、「まずはやってみよう!」と前向きな気持ちで入社を決めました。専門職ゆえに業務の基本を覚えるまで1年程かかりましたが、一人で黙々と作業に没頭できる仕事内容が好きで、長く働くことができています。

業務の流れについて教えてください

積算とは「建設コストを算出するプロセス」のことで、まずは図面や仕様書から必要な部分をリストアップし「拾い出し」を行います。次に、拾った数量をもとに協力会社に見積りを依頼し、工事費を決め、お客様への見積書を作成して完了です。当社では資材の発注先の選定は購買部が、見積書の作成は積算部が担っています。最も時間を要する工程は拾い出しで、宿泊施設などの部屋数が多い案件は毎回苦戦しますが、業務効率を上げるために専用ソフトを活用しています。

02カンケンでの仕事成長とともにやりがいが大きくなり、
働き方の自由度も高まっていく

入社当初と比べて働き方の変化を教えてください

入社後、しばらくは同じ班のメンバーと分業制で案件を担当していましたが、昨年から一人で案件を任される機会が増え、成長を実感しています。案件ごとに上司と相談しながら納期までのタスク管理を作成し、目標に向かって自分で進行管理を行うため働き方の自由度が高いです。仕事の進め方、時間の使い方を自分で決められる点は、ライフスタイルの変化がキャリアに影響しやすい女性にとって大きな魅力だと感じますね。

業務で大切にしていることを教えてください

他部署との連携です。部署を超えた沢山の仲間との協力があり、モノづくりを進めるおもしろさを実感しています。とくに関わりが深いのは設計部・購買部・営業部で、打ち合わせを通じて新しい視点や学びを得ることも多いです。また、建築資材の価格や法令等は常に変化するものなので、働くうえで知識のアップデートも大切にしています。仕事で疑問が生じた際は、すぐに自分で調べたり、上司に質問したりする姿勢を心がけています。

03カンケンと見据える未来自分に合ったワークライフバランスで、
ONもOFFも楽しむ

今まで身につけたスキルはありますか?

当社には手厚い資格取得支援制度が整っているため、これまでも建築積算士や建設業経理士2級等の資格を取得しました。積算では図面から完成した建物を想像する力も求められることから、施工現場の知識も必要だと感じていて、現場にも足を運び知識向上に努めています。学んだことは必ず自分に返ってきますし、資格取得が収入アップにもつながるので、学習へのモチベーションは保ちやすいです。今後も知識を増やし、柔軟な対応力を養うために、業務に関連するさまざまな資格を取得したいです。

理想とする働き方について教えてください

積算業務への理解を深め、将来的には部下に適切に指示を出してスムーズに仕事を回す存在になれたらとも思っています。また、キャリアだけでなくプライベートも充実する働き方を理想としています。仕事では、複雑な条件や大規模な案件も担当して業務の幅を広げていきたいです。最近は後輩の指導やフォローに入る機会が増えているので、「働き方」も「休み方」もお手本になれたら嬉しいですね。

ONE DAY SCHEDULE

7:50

出社

メールチェック後、今日のタスクをリストアップする。

9:00

拾い出し

図面や仕様書を確認しながら、数量の拾い出し。

11:00

打ち合わせ

営業や設計など、各担当者とプロジェクトの方針やスケジュールについて打ち合わせ。

12:00

昼食

8Fのホールでランチ。食後はスマホで趣味の映画鑑賞。

14:00

協力会社に見積り依頼

拾い出した数量をもとに、協力会社に見積りを依頼。

16:00

原価算出

協力会社からの見積りを取りまとめ、原価を算出する。

18:00

退社

今日の作業内容をメモに残し、メールチェック等のデスクワークを終えて退社。

19:00

帰宅

夕食を済ませ、家でゆっくり映画鑑賞。